伝統産業・ブランディング
公開日:2018年09月07日
カテゴリー:講座・交流・慈善活動等, ブランディング
【重要無形文化財・河村晴久先生】
昨日は、着物業界・京都トップセミナーに参加しました。
能(観世流)のシテ方で重要無形文化財認定資格者でいらっしゃる河村晴久先生から能の歴史や演目についてのお話を伺いました。
伎楽や舞楽との違い、もとは祈り(歌・踊り)であったこと、観阿弥・世阿弥のときに能楽(猿楽)が文芸化していったこと、今の河村能楽堂、同志社大学(今出川)あたりが拠点だったこと、高砂・伊勢物語・八島・羽衣などのストーリー、シェークスピアの200年前に様式が作られた世界に通じる文芸であること、無を大切にする最先端の芸であることなど、とても興味深いお話でした。
河村先生、ありがとうございました。
9月末、12月に講演をされるのでご興味ある方は観劇ください。
また、セミナーでは着物業界のマーケティング方法について様々なディスカッションがあり、とても勉強になりました。
須田先生をはじめ、参加の皆様、ありがとうございました。