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【売れるしくみのコラム No.28】会社経営におけるマーケティング3

公開日:2019年03月29日 カテゴリー:売れるしくみ タグ:

ブランドポジションを想定し、イノベーティブな商品(サービス)が生まれたら、それを「作る」「売る」「管理する」ということになっていく。

⬛テストマーケティング段階

「管理する」ことまで考えておくことで、将来的なリスクは相当低減するであろう。

商品やサービスには、あらゆる段階においてトラブルやクレームが発生するリスクがある。

そのために、プロトタイプやテストマーケティングなどを行う必要がある。

プロトタイプやテストマーケティングにはリスクヘッジ以外にも様々な効果が期待できる。

生産効率や原価の予測、販売ルートとの交渉、顧客ニーズの具体的理解、販売数の予測精度の向上などがある。

これらによって、収支計画の精度も高まっていき、投資・予算なども想定でき、融資計画や相談もしやすくなっていく。

マーケティング調査を軽視する会社も多いが、経営の戦略性を考えると最低限は行っておきたい。

⬛リリース段階

商品・サービスのリリースを開始すると、いかに拡販していくか、また、提供を効果的に行っていくか、が求められる。

売れすぎて困ることはそうないだろうと高を括っていては、リリースしてから機会損失が起こる。

プレスリリースにおいても主なメディアへの個別フォローを行いつつ、新規性・独自性・社会性の視点での情報提供を行っていく。

こうした地道な活動が後々アピールポイントにもつながっていく。

⬛販売促進段階

販売戦略に基づいた客層、媒体、コンテンツ、メッセージを営業チームが主体となって、広告チーム、広報チーム、生産チーム(サプライ側)と連携を図りつつ、市場への浸透を図る。

この段階では、営業や広告の効果検証が重要となる。仮説との差異はなにか?地域、時間帯による反応の違いは?

イノベーター、アーリーアダプターのファン化に成功すれば、さらに積極的な施策の実施となる。

⬛管理の役割

上記の段階ごとに管理の役割も変化していく。販売促進に掛る段階では万全を期すべく、テスト、リリースの段階での情報収集と予測、改善を図る。

これらは、たったひとつの商品の大きな流れではあるが、商品アイテムが増えるにしたがって活動は複雑になっていく。

「つくる」「売る」「管理する」のマーケティングのしくみをつくり、当たり前になっていることが本当に正しいか?常識的な視線で、常識を疑い「イノベーション」を起こし、新たな顧客を創造していくことが、ミッションやビジョンといった企業の目的追求につながる。

 

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北林弘行

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コメント

  1. アカギ より:

    弊社は零細企業で計測機器を作っているのですが、アフタケアを考えておかないと大変なことになります。方法とか業者(誰がになうか?)も大切です。そのため、たった一つとか二つの製品を作るときにでも、まず手順書を作って、結果を写真に残します。
    これがないと、修理とか追加注文、いわゆるアフターで大変な想いをします。。。。というのが、経験から学んだ知恵ですね。

    まだまだ、北林さんの話の部分までは到達できませんが、目指さないとたどり着けませんね。頑張ろう!。

    • Cookai より:

      アカギさん、コメントありがとうございます。
      修理、追加注文、アフターケアに備えられているとは素晴らしいことです。そのことで多くの信頼を獲得してこられたことと存じます。また、機器ということですので、長期スパンで利用されることも多いのだと思います。お客さまに安心を届けておられる姿に感銘を受けます。

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