【売れるしくみのコラム No.22】第ゼロ印象の時代
B2Bのなかで、ホームページからの問合せで初対面にも関わらず、商談のために訪問するとほぼ契約することが決まっていた。
・・・という経験をされた方も多いかもしれない。
実際、こういうケースは多く、発注者側の人に聞くと「8割程度契約することを決めてから商談に臨むことも多い」という方もいる。
いい面と悪い面があるかもしれないが、それだけ情報収集が容易になっていると言えるだろう。
もちろん、特殊な案件や難易度がとても高い場合、また、逆に、できる会社があまりにも多い場合など、あてはまらないこともあるだろう。
「紹介だけで十分やっているのでホームページはいらない」という方もいるが、協力依頼や発注する側のことを考えれば最低限の情報発信は必要となる。
タイトルに戻ると「初対面で会うときの第一印象が大切である」というのは誰もが思っていることである。
しかし、実際には、芸能人や有名人などの場合、ほとんどの人と会ったことはないが、それぞれの印象を勝手に持っている。
メラビアンの法則(視覚55:聴覚38:言語7)でも出会って数秒以内に印象が決まるというが、それ以前に決まっているのである。
これは第一印象の前、すなわち第ゼロ印象といえる。
こうしたことが、一般の会社や個人にも起こっているのが現在である。
そう聞くと、情報を発信するのが怖く感じて、なにも発信しないほうが安全だと考える人もいる。
しかし、なにも情報を発信していない人は「情報がない人」となり、事業という点では負の印象になる可能性もある。
自身が意図するしないに関わらず、勝手な第ゼロ印象を持たれているのである。
北林弘行
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HP無いの?って時々聞かれますね。
アカギさん、コメントありがとうございます。
それだけアカギさんに興味があってもっと知りたいということだと思います^^