【売れるしくみのコラム No.020】価格高騰で引越し難民がうまれる
公開日:2019年03月21日
カテゴリー:売れるしくみ
2018年に続いて、2019年3月も引っ越し価格は高騰している。
2019年は引越し大手各社の働き方改革などの取り組み効果で繁忙期の過熱が改善されることが期待されていた。
引っ越し大手では、前年より人員を強化して受注件数を増やすとともに、主要得意先には引っ越し日程の分散をお願いするなどによって、18年春に社会問題になった引っ越し難民問題の解消を図っている。
この問題のため、引越し待ちのために転勤が数ヶ月できないなどのケースも起きた。
原因は、①生産年齢の人口減少に伴う人で不足、②ネット購買の増加に伴う物流需要の増加、③新生活・人事異動などの転勤者が3~4月に集中すること、④引越しの労働条件の厳しさ、にある。
このため、2013年の通常時期に比べると2018年の繁忙期の引越し平均価格は約2倍になるなど高騰している。
単身者の県外引越しでは、45000円(2013年通常期)が90000円(2018年繁忙期)。
家族の引越しではさらに高い。遠方の引越しとなると家族の引越しで100万円の法外な見積もでているという。
キーワード検索回数からも3~4月にピークがきていることがはっきりわかる。
引越し業界側だけでの努力も限界があり、発注・顧客側の工夫が求められている。
引越し業界以外にも同様の課題を抱えている業界も多いだろう。
北林弘行
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ものづくりの現場もそんなの増えてますねー。
値段に転嫁できませんけどねー。
キャパを越えようがそんなの関係ねぇも多いですねー。
自分のところ以外は、働き方改革を逆行させることを普通に要求しますねー。
どうにかして欲しいといわれて機械をそろえていっても、機械が入る・そろう頃には仕準備する必要がなくなるぐらい仕事なくなりますねー^^
よっしーさん、コメントありがとうございます。
ものづくりの現場も厳しいですね、、引越し業界は国外にお願いという選択肢がないから価格転嫁がまだできるのかもしれませんが、ものづくりはそういうわけにいかないとより厳しいですね。自社の働き方改革を進めるために、他社の働き方改革を逆行させるということも多そうです。機械を入れたころに仕事がないとなるという話もよく聞きます。。そんな中で結果を出されてる・・よっしーさんはすごいです。
働き方改革?天下の悪法です。国民の総生産力は働く人数✖️働く時間なのて、働く人が減れば時間を増やさないと生産力は下がります。生産力と書きましたが、生産力と消費力は実は同じですから、消費が下がります。これを、外国人を導入して、帳尻を合わせても、日本人が消費出来る分は増えないので、日本人は豊かになれません。
また、技術者の能力はある程度、経験時間に比例しますので、なんかしないと技術者が育ちません。これで、技術立国日本を目指すのは、無理です。いくらでも働けの某国に追いつくことなど出来ようはずは無いですね。残業200時間超えが普通だった、技術者時代の経験が、私をささえているんですから。