【売れるしくみのコラム No.37】ニーズに対応してはいけないか?
公開日:2019年04月07日
カテゴリー:売れるしくみ
どのような仕事をしていてもなんらかの「お役立ち」がなければ対価は得られない。
そのためには顧客ニーズに応えることが大切になる。
では「顧客ニーズ」とはなにか?
ニーズに対しては、以下のような意見がある。
①マーケティングとはニーズに応えて収益を得ることである
②顧客自身は自身のニーズには気づいていない
③顕在化していないニーズにアプローチしても効果は得づらい
④今は潜在ニーズを持った顧客を育成(ナーチャリング)する時代である
⑤ニーズ(必要)に応えるよりも、いかにウォンツ(欲求)を醸成するかが重要である
⑥顧客が対価を払うのは「快の追求」か「不快の回避」のいずれかである
⑦購買を考えると条件はシンプル。「欲しいか、欲しくないか」「買えるか、買えないか」である
⑧ニーズとは「困りごと」「悩みごと」である
マーケティングの有名は話として「ドリルを売るなら、穴を売れ」というのがある。
内容は「ドリルを買いに来た顧客がいたが、ドリルを買いたかったわけではなく、実は、穴の空いたベニア板がほしかった」というものである。
この話を元に、もう一度、先ほどのニーズに対する意見を眺めていただきたい。
あてはまるものとそうでないものがある。
情報や知識はヒントにはなりうるが答え(最適解)ではない。
自身の展開している事業にマッチした売れるしくみを構築していくことが肝要である。
北林弘行
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