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【ブランディング】「攻め」と「守り」

公開日:2017年01月04日 カテゴリー:ブランディング タグ:

Muscular man in boxing concept企業が、手っ取り早く利益を生み出す方法は、コストの削減である。人員削減、原価見直し、など目先の利益は確保できたとしても、長期的な利益を生み出すことは出来ない。コストダウンは、たとえるなら水に濡れたタオルを絞るようなものだ。最初は出てくる水も、しばらくすれば出なくなる。いつまでもコストを絞り続けることは不可能である。企業が継続していくためには、価値を生みだし、価値を発信し「顧客をつくること」が欠かせない。ブランドは、今と将来の顧客を作るためにもっとも強力な武器となる。

経営に「攻め」と「守り」があるとするとコストダウンは「守り」である。

一方、ブランドつくりは「攻め」である。企業をブランド化し、個人をブランド化していくことで顧客の「攻め」に入っている。

現在は「コスト絞り」ではなく「知恵を絞るブランドつくり」にシフトしている。経営はいつまでたっても「攻め」と「守り」の繰り返しである。

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