【売れるしくみのコラム No.004】第三者の声
インフルエンサーという言葉もかなり一般的になりつつある。
昨年(2018年)の前半までは「インフルエンサー」といっても、あまり伝わらなかったが、同年夏頃から急速に知っている人が増えていった。SNSが浸透し、ユーチューバーやインスタグラマーがあらゆる世代で認知されていったこともある。
インフルエンサー、インスタグラマー、ユーチューバーに対しては賛否両論がある。実際、フォロワーを稼ぐために悪ノリとも言えるような行為には閉口してしまう。
一方で、SNSを通じた一般の人の影響力は無視できないものになりつつある。企業の間では「広告が効かない」ことが深刻な課題となっている。また、従来のTV広告をネット広告が上回るようになるとされ、ネットを通じた情報の重要度は増すばかりである。
そこで「第三者の声」について考えてみたい。
”ウィンザー効果”という言葉を聞かれたことがあるだろうか。
アーリーン・ロマノネス著のミステリー小説「伯爵夫人はスパイ」(1990)に登場するウィンザー公爵夫人の「第三者のお褒め言葉は、どんなときでも一番効き目があるのよ。」というセリフから来ている。
ある部長から「君はとても頑張っているな」と言われるより、先輩から「部長が君のことをいつも頑張っていると褒めていたぞ」と言われる方が受け入れやすい。
このことは商品や会社の紹介においても同様の効果がある。
インフルエンサーにもこうした第三者としての影響力があるが、それ以上に効き目があるのがお客さまの声である。
自社が「うちの商品はとても優れています」というより、第三者のお客さまが「A社の商品は優れていて、とても役立っている」というほうがずっと反響が得られる。
お客さまから褒めていただいたときは、ぜひその声を活かしてほしい。
北林弘行
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採用においても二者間ではない、第三者の声に絞ったサービスがあっても面白いのではないかと思った
よっしーさん、コメントありがとうございます。
そういうのいいですね!
同級生とか同僚の声とかあると参考になりますかね?
SNSはある種、第三者の声になりそうです^^
わかりやすいですねー。
アカギさん、コメントありがとうございますー^^
ぜひ、第三者の声を活用ください。